厳しい寒さの中、今日も お立ち寄り頂きまして、ありがとうございます☺️       今日は、紙切り 正楽師匠の話を。  紙切り芸の第一人者、林家正楽師匠が他界されました。本当に慕われてた事がわかるツイートがTLに溢れてて泣けます。正楽師匠をご存知無い方は、この機会に 【正楽師匠】  で検索してみてください。TVや、一般知名度は高く無いかもしれませんが、寄席や演芸好きの知名度は、ほぼ100%な芸人さんでした。 こんなに お客さんにも、ご同業の方々にも沢山のエピソードが出てくる演芸の方は、もういないかもしれません。 少し考えてみましたが、紙切りという、寄席演芸でも「お土産が残る」モノだからこそ、こうなった時に、その一つ一つに思い出とエピソードがあるのだろうなぁとも思いました。  そして『ごくらくらくご』さんのツイートが、正しくその通りだなと思いましたので、ご紹介させて頂きます。 「落語界のトップランナーだったあの師匠」「たぐいまれな芸で魅了してくれたあの師匠」「独創的な高座で異彩を放ったあの師匠」 じゃなくて 「寄席の一部だった正楽師匠」 だから、演者も落語ファンもみんな、こんなにも寂しくて悲しいんだろうな。寄席芸人さんがいなくなって、こんなに空虚な気持ちになるのは初めて。  https://x.com/gokurakurakugo/status/1751224740348563837?s=46&t=y_tNHqdIvcE57yIDeFEQwQ 引用以上 本当に寂しいです。あの、ゆらゆら揺れながら、本当に何でも切ってしまう。そして、どんなお題が出てもいいように、流行りものを常にアンテナを張り、最新の情報を入手されていたなど、頭が下がります。 私は何か気恥ずかしくて、お題を頼めなかった事を、今になって もの凄く後悔しております。何処かで、「正楽師匠はいつもいる」と思ってしまってもいました。もう見れないと思うと、心にぽっかり穴があきました。寂しいなぁ でも、そう思わせてくれる、素晴らしい芸人さんを 間近で沢山 見られたのは とても幸せでした。 本当にありがとうございました☺️  ご冥福をお祈り申し上げます。  リン  ※画像は、お題が「正楽師匠」で 正楽師匠ご本人が切り、サイン入り。